背負い投げとENTER_FRAME

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なんちゃってWebクリエイターがFlashやらActionScriptやらを淡々と書く。ときとき柔道の話しもする。

入院回想録 手術当日後編

自分の名前が聞こえて、どうやら先生達の呼びかけのようだ。
目が覚めたら、手術は無事終わったと告げられた。

時間を聞いたら、11時半と教えてくれた。
3時間くらい経過したようだ。

まだ手術室の中か隣の回復室にいるはず。
前十字靭帯以外は無事だったかと聞いて、
半月板は小さいひびが入ったが、処置するほどのものではないそうだ。

この時点で意外と痛みはそれほどない。
麻酔がまだ効いてるでしょうか、
「ずん」っと膝が痛みを感じるけど、思ったよりは軽い。
膝は固いもの(シーネ)に固定されて、まったく動けない。

入院棟に搬送されて、病室のロービで待っていた妻と再会。
もう意識がはっきりして普通に会話できた。ちょっと唇は震えてたけど…

ベッドに戻って、
点滴、尿を貯める袋をセッティング、
手術したの左足にシート状のクーリングシステムが巻かれた、
左足はキツイすトッキングを履いたまま、
両足先は血栓予防のボンプをつけられる。

意識ははっきりしてるが、
ちょっと疲れてるか、あんまり元気はない。
2、3時間が経ってお腹の動きが確認できて、
水を飲むことが許された。

お昼は当然抜きだけど、夕方はもう普通に食事を取ってた。
痛みと足のボンプの音で夜はあんまり寝れなかった。

手術直後

入院回想録 手術当日前編

9月4日、手術当日。場所は昭和大病院。

朝8時半の手術なので、7時起床して支度。
手術室へ出発する前に、まず丁字帯に履き替える。

初めての丁字帯なので、
どっちが前か、妻と悩んだ末、看護士に確認したら、前後逆とのことだった。
長い帯を背中のほうにつけて、股をくぐって前に持ってくるのが正しい。ご参考に。

Tシャツ短パン(下は丁字帯)の姿で
妻、付き添いの看護士と3人で手術室へ向かう。
手術部があるのは中央棟6階。
入院する病室(入院棟)の隣で歩いて約5分のところ。

手術部は8月妻の出産以来二度目、
当時見送る側だった自分が、今は見送られる側になった。
入り口で分かれ、受付で名前の確認をして手術室へ案内された。

手術室について手術台にあがり、Tシャツを脱いで、
短パンは脱がなくていいの?という疑問をいだきながら横になる。

何人か挨拶がしてきたが、知ってるのは前日説明で訪れてきた麻酔医のみ。
モニタやら何個か身体に貼付けて、
左手の甲に点滴用の針を刺して、早速麻酔開始!

3秒後、身体の中に何かふわぁ〜という不思議な感じに襲われた。
5秒後、呼吸困難になり、身体が勝手に深呼吸。
息ができない!やばい!と思った瞬間、落ちた。


手術直前

手術直前。前日手術対象となる左足にマーキングが施された。右足は血栓防止のキツいストッキングを履いてる。

中の人のプロフィール

柔道歴約20年だが諸理由で未だ初段。162cm、60kgくらいの軽量級。得意は背負い投げと巴投げ。2009年、左ヒザ前十字靭帯損傷。ただ今柔道復帰を企んでいる真っ最中。仕事では最近、ActionScriptを書いたり、WordPressをいじったりの日々が続いてる。@renowanにてつぶやいてる。

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