2月 9, 2010
Flash不要論
HTML5があるからFlash要らない。
最近そう言ってる人が増えてるみたい(とくに2ch)。
iPhoneとiPadがFlashPlayer非搭載のニュースで、
Flash不要論がさらに加熱してきた(ソースはオイラ)。
Flashで生活を営んでいる自分としては、
危機感を感じずにはいられない……はずだが、
そう簡単には消えないよ、Flashは。
ときどき、雑誌のインタビューとかで
「Flashがなくなったらどうする?」っていう質問を見かける。
Flashがなくなっても、それに変わる表現方法があるはずだから、
そっちでやればいい。というのは大方の考え方みたい。
「その新しい表現方法にうまく馴染まなかったらどうする?」
と心配する人もいるでしょ。自分の答えは、
新しい表現方法が馴染めない
↓
既存のFlasher達が移行しない
↓
新しい表現で作る人がいない
↓
新しい表現が普及しない
↓
Flashに戻る
と高をくくる私。
新しい表現で作れる人がすくなければ、
当然、コストが高くなるし、作り手も足りない。
発注側もその表現を使うことをためらうはず。
Flashの需要はずっと続くとは思わないが、
次が普及する技術がECMAScriptベースであれば、
オイラはまだまだある程度食っていけると思う。
話はHTML5に戻るが、
そもそも、HTML5だけで
Flashと同等の表現ができるかっていうと、
現時点はぜんぜんできていないし、
これからFlashを超える可能性も少ないと思う。
あと、IE(オイラが大嫌いなブラウザ)が存在する限り、
プラグインなしでブラウズ間の差を吸収するのは、
まだまだ厳しいと思うんだ。
そういう意味で、マイクロソフトに感謝しなきゃ。
参考:
Flashだとここまでできる! HTML5とFlashの機能比較
http://clockmaker.jp/blog/2010/02/flash-vs-html5/
今後のFlashの動向について現状から考えてみる
http://itaoyuta.com/flalog/?p=597