10月 10, 2008
2008年 秋期目黒区組大会
10月5日の目黒区区民大会
■初戦
それほど難しくない相手。
体を慣らしながら、自分の動きを確認して、
慎重に進む。
開始1分くらい、巴投げで相手を蹴り上げ、
大きく一回転して腹ばいの着地だった。
相手はかなり興奮してるか、押しが強かった。
寝技は思った以上に粘ってくる。
少し時間が掛かって、時間ぎりぎりのところ、背負いで一本。
点を取れなかったけど、1分頃の巴投げは、
この大会で一番気に入ってる技だ。
ビデオで入り方を何度も研究して今後に活かす。
■二回戦
相手は自分より一回り小さい。
顔見知りで少しスタイルを知っている(向こうもそうだろう)。
動きが結構俊敏な方で油断はできない。
開始1分、背負い投げで一本確実だと思ったら技有だった。
「おや?」と思ったが、大きくリードしているから、
落ち付いてやれば負けることはない、と思ってあんまり気にしていなかった。
ここも意外と、相手は寝技で粘ってくる。
二回くらい、絞め技が効いて、
脳内に残った酸素で立ち上げて事なきを得た。
時間ぎりぎりで横巴投げ、一本。
体力がかなり消耗!
■三回戦
10分くらい休んで、すぐ三回戦。
相手は、えなりかずき似の高校生。
歩き方と組み手を見て、かなり練習を積んでいるようだ。
道着の着こなしは達人レベル。
(参考:大人のための柔道講座 初級編)
一回戦、二回戦とも長引いたせいで、
私は、最初からバテてる。
意識はもうろうとして、腰がまっすぐ伸ばせない。
1分経ったところ、釣り込み腰で体を持ってかれて、
後ろへ踏ん張って倒れ、技有。
これが得意技のようでそのあと何度もかけてくる。
意識が飛んだまま、背負いで有効を奪って意地を見せた。
さらに巴投げで相手が腹ばいになり、
すかさず上になり、上四方で押さえ込み。
ちなみに試合での押さえ込みは13年ぶりだ。
体力と意識と根性も残っていない私は、
あっさりとひっくり返された。情けない。
この押さえ込むはおそらく、唯一の勝機だったろう。
あとはぐだぐだの取り合いで、
後ろをとられ、ひっくり返されて技有、合わせて一本。
その後、ビデオで見たところ、相手も相当疲れてるみたい。
後半はほとんどぐだぐだ合戦だった。
■感想
スタミナに課題が残る。(練習量の少ないサラリーマン柔道家の宿命?)
寝技ももう少し練習しないとだめかも。
あとは、根性のみ。
「妻が見てるぅぅ!!!」とか、
「目黒区を制覇するぅぅ!!!」とか、
精神的にもうちょっと踏ん張ってみてもよかったかもしれない。
全体的に、三試合とも良い試合運びだったと思う。
積極的に技を出して、切れも良かった。
巴投げもかなり成果をあげたのがうれしかった。
以上、2008年 秋期目黒区区民柔道大会のレポートでした。