背負い投げとENTER_FRAME

Icon

なんちゃってWebクリエイターがFlashやらActionScriptやらを淡々と書く。ときとき柔道の話しもする。

抜釘術

前十字靭帯再建術が一年経ったから、スネに刺さってた釘を抜いてきた。

手術は入院翌日の朝。

硬膜外麻酔って意識があるままでやるというから、前回より余計緊張する。
予備知識で、海老状態になって背中に注射するのは分かってる。

問題は骨を刺すことだ。怖い。とにかく怖い。

再建術は骨に穴を開けると聞いててもどうってことはないが、
意識があるままで骨を刺すというからビビリまくった。っと。

刺してみたら、注射より軽いじゃないか?

確かに、普通の注射針より細いものを使うと聞いた。
が、やっばり怖かった。

もう、ここを乗り越えたらあとは楽しみモード全開。
必死に首を曲げて関節鏡のモニタを覗くわ。
後ろの麻酔医と学生さんの会話を耳を立てて聞くわ。

麻酔医:麻酔が効いた後は見所ないから、ご飯行ってていいよ。
学生さん:せっかくだからもうちょっと見たいです。

見所がなくてごめんなさい。

予備知識では麻酔医が寝させないように
必死で話しかけてくるそうだが、

麻酔医:寝る薬あるけど使いますか?

寝てろというのか、いっさい話しかけてこない。
そしてなんやかんや1時間半くらいで手術終了。

執刀医:尿の管を刺しますか?

何だ?今回はやたらと選択肢が多い。
刺すのは嫌だし、抜くときあのなんとも言えない感覚がもっと嫌だ。
丁重にお断りしたら、なんと衆人環視の中で強制放尿された。

しかも点滴を受けた分が目安らしく、分量まで強制排泄。

知ってたら管を選ぶわ。

そして、一年間共に頑張ってくれた釘二本とご対面。


釘

このエントリーをはてなブックマークに追加  

Category: 前十字靭帯断裂

Tagged:

Leave a Reply

中の人のプロフィール

柔道歴約20年だが諸理由で未だ初段。162cm、60kgくらいの軽量級。得意は背負い投げと巴投げ。2009年、左ヒザ前十字靭帯損傷。ただ今柔道復帰を企んでいる真っ最中。仕事では最近、ActionScriptを書いたり、WordPressをいじったりの日々が続いてる。@renowanにてつぶやいてる。

アーカイブ

Flicker

This movie requires Flash Player 9.0.0